次回4月下旬から5月上旬に制作予定分の受付を再開させて頂きます。
全ての業務を一人でこなしており、ご対応可能な数量となります。
継続的な生産とはなりますので、ご理解の程宜しくお願いいたします。
こちらはROCKMAN SUSTAINOR Model 100Aのシリアル13000番台をHTJ-WORKSの手で現代的に再現をしたモデルとなります。
安定した現代の部品で、どこまで近づくことができるのかという事を追及いたしました。
基本的な機能や回路構成などは実機に準じております。
大きな変更点は通常のパワーサプライなどからの9VDC電圧での駆動から、ROCKMAN特有の±8V電源駆動を再現しております。
その他、機能としましてはAUTO CLEAN機能を除去しております。こちらは使用するアナログフォトカプラの入手が不可能であること、代用品での製作も可能ですが、現代での活用などを考慮し、コストカットも含め判断いたしました。
便利な仕様としてTREB-BOOSTを各チャンネルにインストールいたしました。
VOLと合わせ繊細な設定が必要となり、音量コントロールが重要ですが実機は両チャンネル共有です。こちらはクリーンとリードの使い分け時に実機以上に細かな設定が煮詰められます。
サウンドに直接は関係ございませんが、モード切替やスイッチングに関しましても当時のアナログIC構成での回路を再現しております。
また、不具合やほこりの溜まりやすいスライド抵抗はすべて回転式に変更。定数は変わりませんが、その点の使用体感は個人差が出ると思われます。
【機能詳細】
コンプレッサー(帰還回路)、ノイズゲート、4種プリアンプにCAB SIM
、フェイズシフトなどが複合されたセミマルチなエフェクトペダルです。
CLEAN/CLEAN2/EDGE/LEAD (4TYPE PREAMP MODE)×2チャンネル構成
[片方にクリーン、ディストーションと使い分けが可能。下部左フットスイッチ及び外部スイッチにてCh切り替え可能)
SUSTAIN/NOISE GATE/PHASE SHIFTは各チャンネル共有です。
【各種コントロール】
・(右)BYPASSスイッチ〈※緑リングLEDの消灯でバイパス)
バッファー/スルーの切替は基板上で可能
・(左)チャンネル切替スイッチ
赤色点灯がCh1 上部ライン
青色点灯がCh2 下部ライン
・PREGAIN
入力から一番初めの操作です。ROCKMAN特有のバッファを通りここで入力感度の調整をします。
・SUSTAIN
アナログの帰還回路となり、4段階のコンプレッション操作が可能。
音色にサスティンを加えます。本器は一般的なエフェクトのようにGAINコントロールはなく、PREGAIN、SUSTAINのレベルに応じて基本ゲインの設定をいたします。
・NOISEGATE
SR&D社によるSMARTGATE機能の基本ともなる回路です。
こちらはプリアンプの前段に配置され、オンオフにより完全バイパスさせることが可能です。
・BOOST
EDGE/LEADモードのみ適用となる回路ですSUSTAIN回路の出口に配置されもう一段階音量がアップされます。
・SEMI.C
CLEANモードのみ適用。クリッピングの追加などで若干エッジのかかったサウンドとなります。クランチがかったサウンドが特徴です。
・PHASE SHIFT
非常にシンプルな機能ですが、本器の中でもROCKMANサウンドの特徴に重要な役割を持っていると思います。
このシンプルな回路に5個のデュアルオペアンプが使用されます。
基本的には位相の操作で、音の抜け感やサウンドメイクの微調整となりますが。キャラクター変化が強く、いわゆる鼻づまり感がこちらで更に強調されます。
・TREBLE
EDGE/LEADモードのみに適用されたトーンコントロールです。
右に回すにつれハイが強調されザクザクとした歪になります。
・RTHM_VOL
音量コントロール回路手前に配置されたMIDコントロールです。
右に回しきることで抵抗値がカットされアタックの強いサウンドになります。
・VOL
通常の音量コントロールのように、信号をグラウンドに落とすのではなく(ショートさせる)可変合成抵抗により音量の増減をします。
よって一般的な機材のように音量は0にはなりません。
・T-BOOST
こちらはギターアンプやパワーアンプなど、接続機器に応じての調整が目的とされた機能です。
基本的にはVOLコントロールと合わせました、出力レベルの調整ですが
こちらはさらにハイが強調されるものです。
VOLの合成抵抗比率によってもT-BOOSTのゲインは変わりますので、こちらは2つで一つのコントロールとの意識で調整すると音作りがしやすいです。
【4Ch 各モード概要】GATE,PHASE等はOFF前提
CLEAN MODE/
標準出力にあるキャビネットシミュレーションを通らないクリーンです。
バッファードからコンプレッションのみが加わりアタックも強くナチュラルなクリーンが特徴です。
CLEAN2 MODE/
CLEAN回路の後に一段増幅回路が組まれ、SEMI.Cスイッチによりダイオードクリッピング&定数変更をします。こちらはキャビネットシミュレーションを通過する回路となります。よりエフェクターライクなクリーンサウンドです。
EDGE/
基本的にはLEAD MODEと同じ回路が使用されております。実機ではAUTO CLEAN機能が付くモードでしたが、本器では一部定数の違いなどがメインとなります。LEADモードよりもすっきりした印象ですが、クランチよりも十分に歪みCLEANから大きくキャラクター変化いたします。
LEAD/
概ねEDGEモードのMODスタイルと考えてよいでしょう。ゲイン増幅に変化はありませんが入力部の定数が切り替えられ、より歪を強く感じられるモードとなっています。
【入出力部】
・センターマイナス9VDCのみ(2.1mm)
・インプットジャック
・アウトプットジャック
・外部チャンネル切替ジャック(ラッチ式)
基本仕様
・サイズ 約94×120×57(突起除く)
・9VDC電源アダプターのみ(センターマイナス2.1mm)
※300mA以上推奨
・電池内臓不可
・LEDリングインジケーターランプ
・製品の仕様やパーツなどは予告無く変更する場合がございます。
サイズは1590C という特殊サイズですので必ず製品仕様サイズをご確認くださいませ。(アニバーサリーワウ、VNC-1L同等)
(こちらは完全受注製作となっております。
お支払確認後にご予約が確定となり、原則としましてはオーダー後のキャンセルは承っておりませんのでご了承くださいませ。
※製品に関するご説明はHTJ-WORKSの見解となり、回路の特徴から推測された記述となります。本機種のご説明としてご理解くださいませ。
実機設計に携わる方のご意思や意向を代弁するものではございません。
また、サウンドメイクや本器回路に関する細かなお問い合わせにはご返答ができない場合がございます。
その他ご予約に関しましてのご相談など、お気軽にお問い合わせ下さいませ。
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